杉並区
井草八幡宮
国指定重要文化財
顔面把手付釣手形土器
顔面把手付釣手形土器(がんめんとってつきつりてがたどき)は井荻3丁目(現在の善福寺1、2丁目及び西荻北4丁目)から出土した縄文中期のもので、関東地方等で見られる。
井草八幡宮の境内東側付近からは縄文時代中期(約4000年前)の住居址と多くの土器が発見された。土器の内側には火を灯した痕跡があり、何らかの儀式に用いられたと思われる。神社周辺は太古の昔から森もあり水も豊かで、生活に適した景勝の地であったと思われる。国指定重要文化財
井草八幡宮の境内東側付近からは縄文時代中期(約4000年前)の住居址と多くの土器が発見された。土器の内側には火を灯した痕跡があり、何らかの儀式に用いられたと思われる。神社周辺は太古の昔から森もあり水も豊かで、生活に適した景勝の地であったと思われる。国指定重要文化財
井草八幡宮について
井草八幡宮は旧上、下井草両村の鎮守である。御祭神は八幡大神で、明治時代までこの付近の古い地名から、遅野井(おそのい)八幡宮とも呼ばれていた。900余年の歴史をもつと伝えられ、江戸時代の慶安2年(1649)徳川家光は、社殿を造営させ朱印領6石を寄進している。祭日は10月1日を中心に、3年ごとに神興の渡御、5年ごとに鎌倉の昔をしのぶ古流流鏑馬の神事が行われている。
【鎮座地】東京都杉並区善福寺1-33-1
(令和2年4月寄稿)
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