中央区
住吉神社
区民有形文化財
陶製扁額
当社の扁額は、嘉永年間に江戸陶器仲間が奉納した尾州瀬戸村の名工井上治兵衛作の陶製扁額が架けられていたが、明治3年の風災によって破損してしまった。
現在の扁額は、明治15年に有栖川宮幟仁親王殿下がご参拝された折りの御染筆をもとに、同28年に瀬戸の陶工加藤甚四郎によって作成されたものである。
当社の扁額が陶製になっているのは、陶器問屋の当社への篤い信仰があった証である。額面の大きさは縦81センチ、横46センチ。
現在の扁額は、明治15年に有栖川宮幟仁親王殿下がご参拝された折りの御染筆をもとに、同28年に瀬戸の陶工加藤甚四郎によって作成されたものである。
当社の扁額が陶製になっているのは、陶器問屋の当社への篤い信仰があった証である。額面の大きさは縦81センチ、横46センチ。
住吉神社について
天正年間徳川家康公が江戸下向の際、神主平岡権太夫好次も大阪・佃の住吉社(現田蓑神社)の御分霊を奉戴して江戸へ下った。干潟を埋め立て島を築き、その地に正保3年(1646)鎮座したのが起源である。この島は故郷の名を取り佃島と名付けられた。
【鎮座地】東京都中央区佃1-1-14
(平成24年3月寄稿)
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