中央区
濱町神社 境内社
陶栄神社
濱町神社本殿の前方に西面して鎮座する境内社。陶器・陶芸の神として埴安大神、加藤四郎左衛門景正命、加藤民吉命の三柱が祀られている。
御祭神の加藤四郎左衛門景正命は鎌倉時代の陶工で瀬戸焼の祖とされ「陶祖」、加藤民吉命は江戸時代の陶工で瀬戸焼に磁器を取り入れた功績から「磁祖」とそれぞれ称えられている。
地元の陶磁器問屋関係者などにより大正12年に創建。関東大震災で焼失したが昭和44年4月に再建された。現在の社殿は、全国的にも珍しい陶器製で常滑秘色焼による住吉造。台座の周囲は古窯より発掘された陶片で飾られている。
御祭神の加藤四郎左衛門景正命は鎌倉時代の陶工で瀬戸焼の祖とされ「陶祖」、加藤民吉命は江戸時代の陶工で瀬戸焼に磁器を取り入れた功績から「磁祖」とそれぞれ称えられている。
地元の陶磁器問屋関係者などにより大正12年に創建。関東大震災で焼失したが昭和44年4月に再建された。現在の社殿は、全国的にも珍しい陶器製で常滑秘色焼による住吉造。台座の周囲は古窯より発掘された陶片で飾られている。
濱町神社について
天明年間(1781~1789)に島津家下屋敷内に島津稲荷大明神として奉斎されたと伝えられる。明治期、同地が分譲地になった後も厚い崇敬を集めた。関東大震災にて焼失し、昭和3年再建。その後、戦災により再び焼失。昭和28年に濱町神社として再建された。地域の再開発に伴い、平成12年に遷座し、現在の様式となる。
【鎮座地】東京都中央区日本橋浜町3-3-3
(令和4年7月寄稿)