八王子市
今熊神社【今熊大権現】
木彫り天狗像一対
本天狗像は、今熊大神の神使として、神殿右・左神座に配している。天狗像一対のうち一体は片手に葉ウチワを持つ大天狗といい、もう一体は巻物を持つ小天狗と称する烏天狗像である。像の背中には「飛羽根」があり、その姿は山伏である。大きさは約45センチ。
明治時代以前、当社は修験道(霊場は山頂の奥院・山岳信仰の象徴である滝〈今熊金剛の滝〉もある)を本旨としていた。
当社のご神符は、
神紋はテングッパ(天狗の葉ウチワ)、そのほか天狗の面額二面(どちらも芦舟作)、そして山頂境内には大石碑が造立されている。
天狗像を始め一連の祭祀形態は、当社に修験道が色濃く遺されているを物語っている。
明治時代以前、当社は修験道(霊場は山頂の奥院・山岳信仰の象徴である滝〈今熊金剛の滝〉もある)を本旨としていた。
当社のご神符は、
神紋はテングッパ(天狗の葉ウチワ)、そのほか天狗の面額二面(どちらも芦舟作)、そして山頂境内には大石碑が造立されている。
天狗像を始め一連の祭祀形態は、当社に修験道が色濃く遺されているを物語っている。
今熊神社【今熊大権現】について
安閑天皇の御宇に疫病流行し、かつ飢餓にみまわれた。時の人、霊験著しき紀州熊野大社本営の御分霊を勧請し、今熊野宮と号し祀ると伝承される。明治維新の際、神仏分離により改称し、今熊神社(ご祭神は建速須佐之男命)となる。関東の「呼ばわり山」として知られ、家出人呼び戻し、足止め神事(呼ばわり特殊神事)の神社として広く知られ崇敬を集めている。
【鎮座地】東京都八王子市上川町19(今熊山頂)
(平成23年8月寄稿)
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