青梅市
和田乃神社
相撲の絵馬
当社地の旧称和田村時代には、多摩川をはさんで何かと勢力争いがあり、その解決に鎮守である当社の神慮を仰ぐため、相撲を奉納してその勝敗により決めたものと思われる。現在の本殿が再建された寛政5年(1793)当時、江戸市中をはじめ全国的に相撲が盛んであり、当社の奉納相撲も賑わったと伝わる。
当社には写真の絵馬(年代不詳、原大隅源義縄彫刻の記名あり)をはじめ、相撲の取組みが描写された絵馬が多数奉納されており、その盛大さがうかがわれる。
現在でも9月第1日曜日の例大祭で地元の子供会が相撲を奉納しており、境内は大いに賑わう。
当社には写真の絵馬(年代不詳、原大隅源義縄彫刻の記名あり)をはじめ、相撲の取組みが描写された絵馬が多数奉納されており、その盛大さがうかがわれる。
現在でも9月第1日曜日の例大祭で地元の子供会が相撲を奉納しており、境内は大いに賑わう。
和田乃神社について
創立年代は不詳。多摩川をはさんで日向和田と日影和田の集落からなり、和田村と称して一村のころ、和田明神と称した鎮守であったが、多摩川を境として分村した際に三嶋明神と改称した。明治維新の際、社号を復古して和田乃神社と改めた。
【鎮座地】東京都青梅市日向和田2-317
(平成29年9月寄稿)
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