新宿区
成子天神社【天神さま】
区地域文化財
水準点
「日本水準原点」が明治24年(1891)に現在の千代田区永田町一丁目に設置されたと同時に、同原点の変動監視のため都内及び近郊5ヵ所に原点を取り囲むように設置された一等水準点の一つ。当時の標高は36.2248メートルだった(明治25年測量)。この水準点は既に廃点となっているが、現在も毎年、東京都が測量を続けている。大きさは28(縦)x 27(横)x 25(高)センチで、新宿区独自の「地域文化財」に指定されている。
成子天神社【天神さま】について
延喜3年(903)創建。建久8年(1197)には源頼朝が社殿を造営した。江戸期の火災で社宝・記録の類をことごとく焼失、先の戦争でも社殿を焼失した。現在の社殿は平成25年末に竣工し、平成29年9月には風神雷神が神門におさめられた。
【鎮座地】東京都新宿区西新宿8-14-10
(平成29年12月寄稿)
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