練馬区
氷川神社【大泉氷川神社】
区指定有形文化財
伊賀衆奉納の水盤
嘉永2年(1849)に鳥居とともに奉納された。これは江戸期に橋戸村(現大泉地域)に所領を持っていた伊賀衆の守護神であった稲荷社(現境内社)のもので、元は村内の愛宕社にあったといわれる。正面には家紋と伊賀者組頭などの役職にあった9人の氏名、右側面にはこの領地を与えられた経緯が彫られている。縦75センチ・横43センチ・高さ63センチ。
氷川神社【大泉氷川神社】について
創立年代は詳らかではないが、文永年中(1264~75)と伝えられる。土着の民が武蔵国一宮氷川神社への崇敬の念から勧請奉斎したもので、明治維新に至り村民はここを鎮守とし、明治7年に村社となった。
【鎮座地】東京都練馬区大泉町5-15-5
(平成25年3月寄稿)
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