日の出町
幸神(さちかみ)神社
国指定天然記念物
シダレアカシデ
幸神神社参道入り口鳥居横のシダレアカシデは、八百余年の樹齢とも伝承される古木である。昭和17年7月、国の天然記念物に指定された。
シダレアカシデは、カバノキ科クマシデ属のアカシデの希少な変種。枝が枝垂れるアカシデなので、そのように呼ばれる。
春から夏は雄大な枝振りに豊かな緑の葉をモコモコと茂らせ見事である。
その貴重さ故に種から育てることを試みたが、その枝は垂れることがなかったという。
シダレアカシデは、カバノキ科クマシデ属のアカシデの希少な変種。枝が枝垂れるアカシデなので、そのように呼ばれる。
春から夏は雄大な枝振りに豊かな緑の葉をモコモコと茂らせ見事である。
その貴重さ故に種から育てることを試みたが、その枝は垂れることがなかったという。
幸神(さちかみ)神社について
平安時代中期の天慶4年(941)、東国での戦いの禍が及ばぬように創祀された。建武2年(1335)、山崩れや水害などのため現在地に社が建立された。この年、北条高時の子時行が鎌倉幕府再興のために戦いを挑んでおり、人々はこの地に禍が及ばぬようにと願ったのであろう。京都市・出雲路幸神社よりの勧請。山林火災(大久野大火)で貴重な宝物が消失。明治16年の550年祭で奉納された賽銭箱と何枚かの文書が残っている。
【鎮座地】東京都西多摩郡日の出町大久野2129
(令和5年2月寄稿)
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