世田谷区
東玉川神社
区登録有形文化財
社殿
この社殿は昭和14年に拝殿、翌15年に本殿を、渋谷区本町の氷川神社の旧社殿を譲り受けて改築したものです。移築された社殿の建築年代ははっきりしませんが、その特徴や向拝の天井に描かれた「火炎龍神像」(写真下)の墨絵に弘化2年(1845)と記されていることから、江戸時代末期と推定されています。伝統的な和様の社殿は、地域の歴史を伝える建造物として貴重なものです。(世田谷区教育委員会掲示参照)
東玉川神社について
もともとこの地は諏訪分と称し諏訪神社が鎮座していたが、明治年間に等々力の王川神社に合祀された。その後昭和16年に野毛の日枝神社を現在地に移転遷座し地名により東玉川神社と改称した。
【鎮座地】東京都世田谷区東玉川1-32-9
(平成26年9月寄稿)
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