三宅村
富賀神社
都無形民俗文化財
巡り神輿
これは2年に1度、8月4日から9日まで行われる例大祭の神輿渡御で、島内最大の祭礼行事である。神輿が阿古・伊ヶ谷・伊豆・神着・坪田の旧五か村の鎮守社に1泊ずつしなら島内を巡行するという、全国でも極めて特異な形態を維持している。平成12年の雄山噴火で中断したが、同21年に復活した。平成24年3月に東京都の無形民俗文化財に指定された。
富賀神社について
当社はもと上の峯富賀平(雄山の八合目あたり)の地に鎮座していたが、噴火により本殿を焼失し、その後、二島ヶ山(新富賀山・二富賀山ともいう)へ移り、さらに現在地へ移ったという。本殿地下には事代主神の御陵があるといわれ、古墳時代の土器や勾玉、耳飾りなど、また奈良時代初期の古鏡が発掘されている。
【鎮座地】東京都三宅村阿古914
(平成24年9月寄稿)
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