杉並区
白山神社【荻窪白山】
区有形民俗文化財
繭額
この額(縦65センチ、横100センチ)は「弘進社」が明治31年に当社へ奉納したものである。「弘進社」は地元の養蚕組合で、設立後当地の養蚕は飛躍的に伸張し、豊多摩郡内一の養蚕村へと発展した。これにはその組合員42名が生産した繭玉が納められており、当時の繭の状態を今に見ることができる。
白山神社【荻窪白山】について
文明年間(1469-87)に関東管領上杉顕定の家臣中田加賀守が当地に住んだ。後に百姓となり、邸内に五社を勧請して崇め祀ったのが、当社の縁起である。古くは五社権現社と称した。
【鎮座地】東京都杉並区上荻1-21-7
(平成27年10月寄稿)
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