杉並区
氷川神社
気象神社
気象神社は、昭和19年(1944)4月、大日本帝国陸軍の陸軍気象部(杉並区)の構内に造営された。御祭神は、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。軍にとって気象条件は戦略を講じるのに大事な要素であり、科学的根拠に基づいた予報がなされていたが、予報適中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていた。
戦後、神道指令で撤去されるはずだったが、調査漏れにより残存、先々代宮司の山本実が受入れを決断して、昭和23年(1948)9月に遷宮祭を斎行し、高円寺氷川神社に遷された。
社殿老朽化も進んだため、遷宮五十五周年記念として、平成15年(2003)に再建され現在に至る。
戦後、神道指令で撤去されるはずだったが、調査漏れにより残存、先々代宮司の山本実が受入れを決断して、昭和23年(1948)9月に遷宮祭を斎行し、高円寺氷川神社に遷された。
社殿老朽化も進んだため、遷宮五十五周年記念として、平成15年(2003)に再建され現在に至る。
氷川神社について
源頼朝が奥州征伐時に立ち寄り、社殿を建立させた。また宿鳳山高円寺と同時期に開かれ、高円寺が当社別当寺となったとされる。明治時代になり村社になったが、第二次世界大戦による戦災で社殿が焼失。現在の社殿は昭和46年(1971)に再建された。例大祭は元々9月18日に斎行されていたが、台風が多く、8月最終土日に変更された。
【鎮座地】東京都杉並区高円寺南4-44-19
(令和4年12月寄稿)
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