大田区
八幡神社【子安八幡神社】
区指定文化財
石鳥居
この石鳥居は安永3年(1774)に、時の領主小泉藤三郎包教の武運長久を祈って氏子たちが奉納したものである。この時代の領主と村民の結びつきを知る上にも貴重である。小泉氏は初代次太夫吉次が六郷用水を開削した功績により、幕末まで代々この地の領主を務めた。
明神型の石造鳥居としては区内最古であり、貫の両端は欠けているが、笠木の反りは緩やかで全体的に安定した姿を見せている。横4メートル、高さ2.5メートル。(教育委員会掲示参照)
明神型の石造鳥居としては区内最古であり、貫の両端は欠けているが、笠木の反りは緩やかで全体的に安定した姿を見せている。横4メートル、高さ2.5メートル。(教育委員会掲示参照)
八幡神社【子安八幡神社】について
当社は相州鎌倉の小袋山に祀られていたのを応永元年(1394)、六郷領下袋村(糀谷地区の旧称)に遷座した。天文3年(1534)社殿改造。天保9年(1838)拝殿再建立。戦災は免れたが、建物老朽化が進み昭和33年に社殿を改築した。
【鎮座地】東京都大田区北糀谷1-22-10
(平成26年12月寄稿)
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