港区
乃木神社
御祭神愛馬璞号鞍
去る7月30日は、明治天皇が神去りましてより百年に当たり、明治神宮に於いては明治天皇祭が厳粛且つ盛大に斎行された。
明治天皇崩御の後、乃木将軍は毎日欠かさず宮中殯宮に参殿通夜され、その後愛馬璞(あらたま)号の馬上より寂しげに皇居を振り返る写真が残されている。その時の馬具がこの鞍で今も大切に保存されている。
明治の大御代に忠誠を以て生涯を貫かれた御祭神の「こころ」をあらわす遺品である。
なお今年は乃木将軍御夫妻が明治天皇に殉死を遂げられて百年にあたり、来る9月12日には本殿遷座祭、翌13日には百年祭が斎行される。
明治天皇崩御の後、乃木将軍は毎日欠かさず宮中殯宮に参殿通夜され、その後愛馬璞(あらたま)号の馬上より寂しげに皇居を振り返る写真が残されている。その時の馬具がこの鞍で今も大切に保存されている。
明治の大御代に忠誠を以て生涯を貫かれた御祭神の「こころ」をあらわす遺品である。
なお今年は乃木将軍御夫妻が明治天皇に殉死を遂げられて百年にあたり、来る9月12日には本殿遷座祭、翌13日には百年祭が斎行される。
乃木神社について
明治天皇崩御に殉じた御夫妻の忠節に感銘し乃木邸を訪れる国民は日に日にその数を増した。そこで時の東京市長阪谷芳郎男爵らが、乃木邸内に御夫妻の御霊をお祀りし、御夫妻の精神の宣揚に努めた。大正8年神社創建が許可され、明治神宮の鎮座を期し造営事業が始まり、大正12年に鎮座祭が斎行された。
【鎮座地】東京都港区赤坂8-11-27
(平成24年8月寄稿)
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