八王子市
住吉神社琴平神社合社【宮尾神社】
夕焼小焼の歌碑
童謡「夕焼小焼」の作詞者、中村雨紅(うこう)は明治30年、当時の宮司の三男として当地で出生した。本名は高井宮吉。師範学校を卒業して、第二日暮里小学校に奉職後から、子どもの情操教育のために童話や童謡の執筆を始めた。大正8年、当時童謡作家として活躍中だった野口雨情に師事、雨情の「雨」と、染まるの意味を持つ「紅」を筆名にした。姓の「中村」はその時の養子先のもの。
この歌碑は昭和31年に雨紅の還暦を祝い、地元の有志によって境内の生家跡に建立された。高さ185センチ、幅190センチ、厚さ40センチの一枚岩に歌詞の一番が彫られている。
この歌碑は昭和31年に雨紅の還暦を祝い、地元の有志によって境内の生家跡に建立された。高さ185センチ、幅190センチ、厚さ40センチの一枚岩に歌詞の一番が彫られている。
住吉神社琴平神社合社【宮尾神社】について
通称宮尾山上に鎮座することから宮尾神社ともよばれる。創建は元暦年間(1185年頃)。旧村の鎮守であり、明治維新の際に琴平社を合祀した。現在の拝殿は明治34年に造営したものである。
【鎮座地】東京都八王子市上恩方町2089
(平成29年11月寄稿)
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