品川区
八幡神社【戸越八幡神社】
区指定有形文化財
狛犬
これは、延享3年(1746)に、荏原郡戸越村の村民たちが、鎮守である当社へ奉納したもので、狛犬としては区内で最も古いものである。
この頃、江戸周辺では庚申信仰が盛んであり、この狛犬も戸越村の庚申講中が中心となって造立が進められたことが銘文から窺える。また左右の台座3面には、村民207名の名前が刻まれ、戸越村の人々の当社への信仰の篤さを物語っている。
大きさは人名を刻む台座を含めほぼ1メートルである。(品川区教育委員会掲示参照)
この頃、江戸周辺では庚申信仰が盛んであり、この狛犬も戸越村の庚申講中が中心となって造立が進められたことが銘文から窺える。また左右の台座3面には、村民207名の名前が刻まれ、戸越村の人々の当社への信仰の篤さを物語っている。
大きさは人名を刻む台座を含めほぼ1メートルである。(品川区教育委員会掲示参照)
八幡神社【戸越八幡神社】について
当社は大永6年(1526)村内藪清水の水源地から御神体が出現、これを行永法師が草庵に奉安し、そこに山城国石清水八幡宮の御分霊を勧請、ともに祀ったのが創建と伝えられる。古歌に「江戸越えて清水の上の成就庵ねがひの糸のとけぬ日はなし」とある。これが戸越の地名の由来という。
【鎮座地】東京都品川区戸越2-6-23
(平成24年5月寄稿)
八幡神社【戸越八幡神社】のページへ