渋谷区
明治神宮
国重要文化財
宝物殿
大正10年11月1日開館。設計は大江新太郎*が担当。建物は正倉院の建築様式を模した校倉風大床造。わが国初期の鉄筋コンクリート造で、しかも当時の和風形式としては、実に斬新な意匠であり、大正時代を代表する建造物である。
館内には、明治天皇、昭憲皇太后がご愛用された机・文房具・箪笥・書籍や、ご着用の装束、馬車・馬具等が展示されている。
平成23年6月20日、外苑の聖徳記念絵画館と共に国の重要文化財の指定を受けた。
館内には、明治天皇、昭憲皇太后がご愛用された机・文房具・箪笥・書籍や、ご着用の装束、馬車・馬具等が展示されている。
平成23年6月20日、外苑の聖徳記念絵画館と共に国の重要文化財の指定を受けた。
*大江新太郎…明治神宮造営局技師などを経て内務省技師。明治神宮の造営や神田神社の設計に関わった。
明治神宮について
明治天皇が崩御されると、全国民から明治の大御代の聖徳と鴻業を後世に伝えたいとの熱誠により明治神宮創建運動が沸き起こり、10万本の献木と延べ人数約11万人の青年団奉仕により、大正9年11月1日創建された。今月末に明治天皇百年祭(7月29日前日の儀、30日明治天皇百年祭、夕御饌の儀)が斎行される。
【鎮座地】東京都渋谷区代々木神園町1-1
(平成24年7月寄稿)
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