青梅市
下山八幡神社
市指定有形文化財
本殿
当社は寛保2年(1742)2月に大風による被害を受けて、本殿が大破したことが文献に見られます。現在の本殿は宝暦5年(1755)8月、当時多摩地方の神社仏閣の建造物を多く手掛けたことで知られる立川村の大工棟梁・中島七兵衛清重と下村(現在の青梅市梅郷)の職人たちにより再建されたものです。
規模は高さ7メートル、間口4.4メートル、奥行4.3メートル、建て面積19平方メートル。構造は都内では少ない三間社流造、柿葺型銅板葺、そして一部に弁柄漆塗が施されています。(市広報参照)
規模は高さ7メートル、間口4.4メートル、奥行4.3メートル、建て面積19平方メートル。構造は都内では少ない三間社流造、柿葺型銅板葺、そして一部に弁柄漆塗が施されています。(市広報参照)
下山八幡神社について
長久2年(1041)鎮座。天正19年に徳川家康から社領5石の朱印地を付与され、以後江戸時代を通して年貢諸役が免除された。また当社には蒙古襲来時に後宇多天皇が敵国調伏のために本納したと伝えられる弘安5年(1281)刻銘の本彫神鳩(高さ約13センチ)がある。
【鎮座地】東京都青梅市梅郷6-1220
(平成27年12月寄稿)