神輿(みこし)は神霊の乗り物といわれますが、山車(だし)はどうなのですか

山車は、地方によって形が変わるとともに、いろいろな呼び方をされています。ちなみに、関東では「山車」または「屋台(やたい)」、関西では「山車」または「壇尻(だんじり)」と呼ばれています。さまざまな形の山車が、たくさん出る祭礼として有名なものに、京都の祇園(ぎおん)祭りや岐阜の高山の山王(さんのう)祭りなどがあります。 祇園祭では、山車は「山鉾(やまぼこ)」と呼ばれ、車上には鉾や長刀(なぎなた)を立てたものが市中を巡ります。