地鎮祭(じちんさい)の時など、なぜ四方に竹を立てるのですか
主として地鎮祭など、外で行われるお祭りのときに、四隅に立てられる青竹のことを「忌竹(いみだけ)」といい、「斎竹」とも書きます。
外でお祭りを行うときには、その場所に神籬(ひもろぎ)(一般に榊(さかき)に紙垂(しで)を付けたもの)を立て、そこへお祭りにゆかりのある神さまに降臨していただきます。神さまは清浄であることを第一としますから、降臨いただく場所は、祓い清められた清浄な聖域でなくてはなりません。そのために、忌竹を立てて注連縄(しめなわ)を張り巡(めぐ)らし、聖域であることを示すのです。
竹は日本列島に広く自生するイネ科の常緑植物です。古来から、竹の青々とした色とまっすぐに天に伸びる姿は、日本人に好まれてきました。そして、竹も榊と並んで清浄な植物のひとつとされているのです。
外でお祭りを行うときには、その場所に神籬(ひもろぎ)(一般に榊(さかき)に紙垂(しで)を付けたもの)を立て、そこへお祭りにゆかりのある神さまに降臨していただきます。神さまは清浄であることを第一としますから、降臨いただく場所は、祓い清められた清浄な聖域でなくてはなりません。そのために、忌竹を立てて注連縄(しめなわ)を張り巡(めぐ)らし、聖域であることを示すのです。
竹は日本列島に広く自生するイネ科の常緑植物です。古来から、竹の青々とした色とまっすぐに天に伸びる姿は、日本人に好まれてきました。そして、竹も榊と並んで清浄な植物のひとつとされているのです。