神棚がない場合、お神札(ふだ)はどのようにお祀(まつ)りするのですか
近年の住宅様式及び住宅事情によっては、神棚を設けてお神札をお祀りできない場合もあります。そのような場合は、なるべく南向きか東向きの壁や柱などの高い所に、半紙または奉書紙をあてて、その上にお神札を貼ります。その際、お神札を画びょうなどで直(じか)に刺すことをせず、傷つけないように糊(のり)で貼ります。また、茶箪笥(ちゃたんす)の上をきれいに片づけ、そこへお神札をお祀りし、その前に米と塩と水を供えるのもよいでしょう。いずれにしても、お神札を大切にする心があれば、決して無礼にはなりません。
最近では、共同住宅向けの、場所をとらない簡易宮形(かんいみやがた)もありますので、氏神神社や神社庁などにお問い合わせください。
最近では、共同住宅向けの、場所をとらない簡易宮形(かんいみやがた)もありますので、氏神神社や神社庁などにお問い合わせください。