名付けはお七夜(しちや)にするといいますが、なぜ七日目なのですか

名前に使用する文字は、戸籍法で決められていて、常用漢字や人名漢字、ひらがな、カタカナの中から選びます。相応(ふさわ)しい名前が決まったら、奉書紙や半紙などの白い紙に名前を書き、神棚にお供えしたり床の間に飾ったりします。
ところで、なぜ七日目に名付けを行うのか、それについては諸説がありますが、一つには七日が産婦の忌(い)みのはれる第一段階であり、この日に産児が初めて外出して、家の神やかまど神にお参りする地方があることなどに関係があると思われます。