明治天皇
とこしへに 国まもります
天地(あめつち)の 神のまつりを
おろそかにすな
天地(あめつち)の 神のまつりを
おろそかにすな
奉祝 明治維新150年
明治元年(慶応四年)三月十四日、明治天皇は京都御所紫宸殿に公卿・諸侯以下百官を集め、維新の基本方針を天地の神々にお誓いになりました。(五箇條[ごかじょう]の御誓文[ごせいもん])
この日、天皇みずからが国難の先頭に立って伝統あるこの国を護り、世界各国との親交を深めつつ国を隆昌に導こうとするにあたり、国民への協力を求める告諭(宸翰[しんかん])が、御誓文とあわせて布告されました。
『五箇條の御誓文』
一、広く会議を興(おこ)し、万機公論(ばんきこうろん)に決すべし
〈広く人材を求めて会議を開き議論を行い、大切なことは全て公正な意見によって決めましょう。〉
一、上下(しょうか)心を一(いつ)にして、盛(さかん)に経綸(けいりん)を行ふべし
〈身分の上下を問わず、心を一つにして積極的に国を治め整えましょう。〉
一、官武一途(かんぶいっと)庶民に至る迄、各其志を遂げ、人心(じんしん)をして倦(うま)ざらしめんことを要(よう)す
〈文官や武官はいうまでもなく一般の国民も、それぞれ自分の職責を果たし、各自の志すところを達成できるように、人々に希望を失わせないことが肝要です。〉
一、旧来の陋習(ろうしゅう)を破り、天地(てんち)の公道(こうどう)に基くべし
〈これまでの悪い習慣をすてて、何ごとも普遍的な道理に基づいて行いましょう。〉
一、智識(ちしき)を世界に求め、大(おほい)に皇基(こうき)を振起(しんき)すべし
〈知識を世界に求めて天皇を中心とする麗しい国柄や伝統を大切にして、大いに国を発展させましょう。〉
◎神道知識の誘(いざな)ひ
「雅楽(ががく)」
雅楽は、シルクロードを通って、中国大陸そして朝鮮半島を経由する大陸系の楽舞と日本古来の声楽や舞の総称であります。
五世紀頃から伝来したアジアの音楽舞踏を、平安時代に日本の伝統の美風と風土によって完成させたものです。
神社の大切なお祭りに、神職がお供え物をお供えすることや、祝詞祈願をするのと同じ気持ちを持って、演奏したり舞を神さまにお供えして、お慰めします。そのことによって、式典に彩りを重ねます。
五世紀頃から伝来したアジアの音楽舞踏を、平安時代に日本の伝統の美風と風土によって完成させたものです。
神社の大切なお祭りに、神職がお供え物をお供えすることや、祝詞祈願をするのと同じ気持ちを持って、演奏したり舞を神さまにお供えして、お慰めします。そのことによって、式典に彩りを重ねます。
今月の祝日
【元日(一日)】
年のはじめを祝う大切な日。
【成人の日(八日)】
満二十歳を迎え、国や社会の為に役立とうとする青年を祝い励ます日。
年のはじめを祝う大切な日。
【成人の日(八日)】
満二十歳を迎え、国や社会の為に役立とうとする青年を祝い励ます日。