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令和七年「生命の言葉」
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都内神社を訪れる旅へ
神社参拝の作法をご説明する動画をYouTubeにて公開中です。ぜひご覧ください。
生命の言葉
神社は心のふるさと 未来に受け継ごう 「美(うるわ)しい国ぶり」
今上陛下
岩かげに したたり落つる
山の水 大河となりて
野を流れゆく
― 宮内庁  平成二十九年歌会始  お題「野」

今上陛下には、平成二十年五月に山梨県甲州市の笠取(かさとり)山に登られ東京都水道水源林を御視察になりました。
このお歌は、その折に、多摩川源流となる、岩から滴り落ちる一滴一滴の水とその先の小さな水の流れを御覧になり、その流れゆく先に思いを馳せられてお詠みになったものです。
(宮内庁ホームページより)
神道知識の誘(いざな)ひ
狛犬(こまいぬ)
狛犬は霊獣として、神社の神域を守る役割があると考えられ、獅子と狛犬が一対で配置されます。
本来は獅子一対で伝来したものが日本で独自の進化をとげ、狛犬と呼ばれるようになったと考えられます。社殿に向かって右側に口を開いた「阿形(あぎょう)」の獅子、左側に口を結んだ「吽形(うんぎょう)」の狛犬が参道を挟んで向かい合うのが基本です。江戸時代以前の狛犬には角があるものが多く、中には角を削り取った跡のある狛犬もあります。狛犬のルーツは世界三大文明まで遡ります。高貴なもの、心霊宿るものを守護するという意図で、地上最強の獣である獅子を据えたと考えられ、その典型がエジプトのスフィンクスです。
日本には仏教と共に、中国や朝鮮半島から伝来したとされ、平安時代は皇居の建物の中に置かれており、木彫のものが主流でした。
それが天皇ゆかりの神社にも置かれるようになりました。その後、武家の寄進などで有名社寺で立派な狛犬を参道に置くようになり、狛犬は全国に広がり、各地域で独自の進化をとげました。
今月の祭日
【紀元祭(十一日)】
本年は、皇紀二六八五年。神武天皇の建国創業をしのび、国の誕生を祝い、国を愛する心を養いましょう。

【天長祭(二十三日)】
国民の奉祝の万歳で今上陛下のお誕生日をお祝いいたしましょう。
ご社宝めぐり
東京の神社の大切な「ご社宝」をご紹介しています。
葛飾区
青砥神社
千隻万隻せんぞまんぞの船
 子供の正月行事に使われていた船。青戸では大正の始めまで伝承されていた。
 まず、村の当番の世話役達が水神さまをまつる船を作り、船の左右には穴をあけ御幣をたてて、真ん中には特に立派な御幣をたてる。これを神輿のように小学生達が担いで『千隻万隻ぜにおくれ』と大声を張り上げながら町内の一軒一軒を回り、お祝金を貰った。集められたお金は学年に合わせて分けられ、また、金額の多い少ないによって、船に飾ってある金・銀・白の御幣を抜いて、お金をくれた家に渡して歩いた。
 貧しい家の子達が寂しいお正月を過ごさないように行われていたと言われ、日本版ハロウィンのような楽しい行事だったという。
 江戸川沿いの地域の風習で、東京では青砥神社の他に江東区の香取神社にも残されている。
青砥神社について
 この周辺は古くから米どころとして、室町時代には伊勢の神領地とされ、早稲の新米を新嘗祭に供しており、安土桃山時代の天正年間の文献によれば、三社明神(稲荷・白鬚・諏訪)と称して里の鎮守とされていた。明治5年、社名を白鬚神社と改称、その後、昭和18年に近隣の白山神社を合祀して青砥神社と改めた。昭和35年、町内の高木神社、八幡神社、北野神社、葛葉稲荷神社、水神社を合祀。また、鎌倉執権の補佐として名高い青砥藤綱公も御祭神として祀られている。
【鎮座地】東京都葛飾区青戸7-34-30
(令和6年2月寄稿)
  • 品川区
    天祖神社(蛇窪神社)
    狛蛇
     天祖神社は古くは蛇窪(へびくぼ)と呼ばれた地に鎌倉末期に創建されたと伝わる。  その頃、社殿の近くにあった清水の湧き出る洗い場に白蛇が住んでいたが、時代が経つにつれ洗い場がなくなってしまい、白蛇もどこかへ移ってしまった。ある時…
  • 大田区
    雪ヶ谷八幡神社
    横綱大鵬出世石
     日本の高度経済成長期の流行語「巨人・大鵬・卵焼き」。その大鵬関がまだ納谷と呼ばれていた序二段の頃より当社によく足を運び、境内で氏子の子供達に相撲の稽古をつけていた。以来、当神社節分祭には年男として毎年参加し続け、そして異例の出世…
  • 目黒区
    上目黒氷川神社
    目黒元富士
     歌川広重の絵でも有名な「目黒元富士」は、明治11年に上目黒一丁目の目切坂上から現在の上目黒氷川神社境内へ末社として移された。  山頂の浅間神社の石祠や石碑とともに、令和5年で御鎮座145年となる。  「元富士」は文化9年(1…
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