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まつりについて
神社のまつり、家庭のまつり、人生のまつりをご紹介しています。

人生のまつり(4)

成人式

成人として社会から公認してもらい、祝福を受ける

成人式 成人となったことを社会から公認してもらい、祝福を受ける儀式が「成人式」です。国民の祝日として、1月の第2月曜日に「成人の日」が定められており、この日は各地で新成人たちをお祝いする式典が催されたり、神社でも成人祭が行われ神さまに成人になったことを奉告します。
 かつては、「元服(げんぷく)」という、現在の成人式に該当する儀式がありました。11歳から16歳頃に行われ、男子が成人になった証として髪を結い、成人の装束を着て冠をかぶりました。貴人では、このときに幼名を廃して位を授けられたりしました。室町時代中期頃になると、庶民の間でも前髪を剃ったり袖を短くするなど、成人したことを示すためのさまざまな儀式が行われるようになりました。