良寛
いかにして まことの道に
かなひなむ 千(ち)とせのうちの
一日なりとも
かなひなむ 千(ち)とせのうちの
一日なりとも
千年のうちで
たとい一日でも
誠の道に叶うような
行ないをしたいものだ。
『蓮(はちす)の露』(貞心尼 編)
たとい一日でも
誠の道に叶うような
行ないをしたいものだ。
『蓮(はちす)の露』(貞心尼 編)
良寛
(りょうかん)
江戸後期の禅僧、詩人、歌人、書家。越後国出雲崎の人。大愚良寛と称する。諸国を行脚し、生涯寺を持たず、故郷に隠棲して約二十年を過ごす。その後の十年間は、乙子神社の草庵に移り、後に終息の地となる島崎(現・長岡市)の名家である木村家に移住し、生涯を通じ独自の枯淡な境地を和歌・書・漢詩に表現した。
弟子の貞心尼が良寛との贈答歌を編んだ歌集『蓮の露』がある。
弟子の貞心尼が良寛との贈答歌を編んだ歌集『蓮の露』がある。
◎神道知識の誘(いざな)ひ
手水(てみず/ちょうず)
手水は、神前に向かう前の準備として、自らの身体と心を浄めるために行います。海や河原・滝などで行う「禊(みそぎ)」の略式にあたり、水の浄化の力により罪や穢れを洗い流します。手水の作法には、手を浄めることで身体全体を浄める「外清浄」と、口の中を浄めることで心を浄める「内清浄」の二つの働きがあります。
元来は、境内近くの自然の川や山の湧き水を利用して身を清めていたようですが、現在では境内に設けられた手水舎を利用するのが一般的です。
元来は、境内近くの自然の川や山の湧き水を利用して身を清めていたようですが、現在では境内に設けられた手水舎を利用するのが一般的です。
今月の祝日
【敬老の日(十七日)】
長い間社会の為に働き、尽くしてきた老人を敬い、長寿を祝う日。
【秋分の日(二十三日)】
祖先を敬い、お亡くなりになられた方々を偲びましょう。
長い間社会の為に働き、尽くしてきた老人を敬い、長寿を祝う日。
【秋分の日(二十三日)】
祖先を敬い、お亡くなりになられた方々を偲びましょう。