昭和天皇
我が庭の 宮居(みやゐ)に祭(まつ)る
神々に 世の平(たひ)らぎを
いのる朝々
神々に 世の平(たひ)らぎを
いのる朝々
― 昭和天皇御製 昭和五十年歌会始お題「祭り」
昭和天皇
第百二十四代天皇。
在位期間 昭和元年十二月二十五日~昭和六十四年一月七日
誕 生 明治三十四年四月二十九日
幼少期の称号は、迪宮(みちのみや)
諱は、裕仁(ひろひと) お印は「若竹」
崩 御 昭和六十四年一月七日(宝算八十七歳)
陵 所 武蔵野陵(東京都八王子市長房町)
在位期間 昭和元年十二月二十五日~昭和六十四年一月七日
誕 生 明治三十四年四月二十九日
幼少期の称号は、迪宮(みちのみや)
諱は、裕仁(ひろひと) お印は「若竹」
崩 御 昭和六十四年一月七日(宝算八十七歳)
陵 所 武蔵野陵(東京都八王子市長房町)
◎神道知識の誘(いざな)ひ
天皇陛下のお祭り
わが国が始まって以来、歴代天皇の最も大切なお勤めは、御親(おんみずか)ら世の平らぎをお祈りになる祭祀を執り行われることでした。そして今日に至るまで、祭りこそが天皇陛下の御位(みくらい)と不可分のお勤めであると申せましょう。
平素より天皇陛下が、宮中三殿・神嘉殿(しんかでん)あるいは御陵でご斎行になっておられる恒例の祭祀は、われわれ国民ひとりひとりにとって、きわめて大切なお祭りであります。
といいますのも、天皇陛下のお祭りは、決して天皇陛下の私的な信仰、皇室内の祭祀ではなく、常に国の発展、国民の幸福、世界の平和をお祈りになられる広い意味をもったお祭りだからです。
このお祭りを連綿と今日まで行われて来られたのが、歴代天皇です。私たちの暮らしの背後には、常に天皇陛下のお祭りと祈りとがあります。こうしたお祭りと祈りがあればこそ、私ども国民の生活が今日のように豊かに、そして国の発展とがもたされてきたといえましょう。
平素より天皇陛下が、宮中三殿・神嘉殿(しんかでん)あるいは御陵でご斎行になっておられる恒例の祭祀は、われわれ国民ひとりひとりにとって、きわめて大切なお祭りであります。
といいますのも、天皇陛下のお祭りは、決して天皇陛下の私的な信仰、皇室内の祭祀ではなく、常に国の発展、国民の幸福、世界の平和をお祈りになられる広い意味をもったお祭りだからです。
このお祭りを連綿と今日まで行われて来られたのが、歴代天皇です。私たちの暮らしの背後には、常に天皇陛下のお祭りと祈りとがあります。こうしたお祭りと祈りがあればこそ、私ども国民の生活が今日のように豊かに、そして国の発展とがもたされてきたといえましょう。
今月の祝日
【昭和の日( 二十九日)】
明治三十四年に昭和天皇がお生まれになられた日。
明治三十四年に昭和天皇がお生まれになられた日。